ものは、こちら。VPN BridgeにNICが2つ必要だったため購入。

外観

正面: USB3.0 x2, USB2.0 x3, COM x2
後面: オーディオプラグ、LAN x2, HDMI x1, VGA x1, DC-12V in
XCY Intel Celeron J1900裏側
側面: Wifiアンテナ
付属品:電源、VESA金具、保証書、説明書

インプレッション

電源コードとACアダプタの接続部が凄く硬く、最初は不良品かと思いましたが、壊れるかと思うくらい強く差し込んだらガッチリはまりました。

同じものを2台購入しているのですが、両方共に凄く固く、中途半端に差した状態で、筐体を少し触ったら電源が落ちてサーバとして使うことに不安を覚えましたが、良く見るともう少し差し込めそうだと分かり、壊れてもと思い格闘すること暫し、「カチッ」と入りました。

これは、他の方もレビューしていますが、電源投入と共にwindows 10が立ち上がります。どこがベアボーン?キーボード、マウス、モニターに接続して、電源を入れるだけで、全くドライバの類は必要ありません。windowsは期待していなかったのですが、しばしwindowsで遊んでから速攻Debianをインストール。すんなりインストール完了。

確かに、この構成だと色々な物に化けそうなので、組み込みに向いているかもしれません、そういう意味でベアボーン?アルミ?の筐体で放熱は良好のようです。

DebianでNIC二枚差し

NIC二枚差しのLinuxインストールは久しぶりのため、少しはまりました。

network-managerをアンインストール

デスクトップあるいはモバイルでは、network-managerが使いやすくて良いのですが、サーバには向かないということを改めて認識。本家のここを参照して納得。

$ sudo apt-get remove network-manager

/etc/network/interfacesの設定

設定は、こちらに紹介しましたが、/etc/network/interfacesを以下のように設定。enp2s0には、IPプロトコルを設定していませんが、enp1s0と同様にIP設定も可です。

# This file describes the network interfaces available on your system 
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5). source /etc/network/interfaces.d/*
# The loopback network interface
auto lo iface lo inet loopback

auto enp1s0
iface enp1s0 inet static
address 192.168.32.10
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.32.100
allow-hotplug enp2s0
iface enp2s0 inet static
address 0.0.0.0
auto enp2s0

としてもNICは認識されて問題なく動作するのですが、networking serviceがfailedとなります。

name serverは、/etc/resolv.confに

nameserver  x.x.x.x
nameserver y.y.y.y

等と設定します。Network Managerを使うと、ここを書き換えてしまいますので思い通りになりません。多分。

一枚差しだったらnmtuiを使うのが簡単なんですけどね。

パーフォーマンス

XCY Intel Celeron J1900 4GB 4core↓

$ cat /proc/cpuinfo | grep bogomips
bogomips : 3998.40
bogomips : 3998.40
bogomips : 3998.40
bogomips : 3998.40

ConoHa 1GB 2core VPS↓

$ cat /proc/cpuinfo |grep bogomips
bogomips : 4794.44
bogomips : 4794.44

まぁまぁのようです。体感的にはConoHaのVPS並に快適です。